台北サイクルショーとは
3月の台湾で行われる自転車ショー「Taipei International Cycle Show」は、台北市の南港展覧館で毎年開催している。
尚、関東から行く場合は羽田→松山空港(台湾)のルートがオススメ。
松山空港以外だと桃園空港というはるか西のほうから、車で一時間以上かけて台北市内に行くことになるので。(関空からではたぶん松山空港行きはない。)
展示館でどんな物があったのか、適当に撮ったやつを以下掲載。
とにかくebike(電動バイク)が主役だったと思う。
世界の自転車マーケットはそちらに向いているので、仕方ないが。
日本の電動アシスト自転車は、
電動アシスト自転車のアシスト比率の基準については、人がペダルを踏む力とモーターによる補助力の比(アシスト比率)が「走行速度時速10キロ未満では最大で1:2」「時速10キロ以上時速24キロ未満では走行速度が上がるほどアシスト比率が徐々に減少」「時速24キロ以上では補助力が0」になることとされています。
のルールがあるので、欧米でブームなebikeのほとんどが乗れない。
出展(http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1610/27/news149.html)
しかし、日本の自転車市場はこれからどうなるのやら。
台湾や中国で大量に走っているシェアバイクは、現在日本にもやってきている。
投資家も注目! 爆発的に拡大し続けるシェアサイクル市場 | 中国ビジネスヘッドライン
電動仕様が気軽にレンタルできるようになれば、誰がママチャリや電動アシスト自転車を大金叩いて買うのだろうか。
自転車小売店は戦々恐々とする事態だろう。
台北市飲み屋・ホテル街の色々な路地裏を歩いてみたが、暗い所はあっても怖さを感じる所はない。
この辺なら女性一人で歩いても大丈夫だろう。
晴光公園周辺には屋台が沢山あり、独特の雰囲気がある。
日本人だらけ。
tern verge x20(2014) 20"(451) WHEEL に改造 備忘録
某所から移動リスタート。主に趣味の備忘録。
折りたたみ自転車ブランド「tern(ターン)」 verge x20(2014) 改造をしてみた経緯。
まずはビフォーとアフター。
標準 | 改造後 | 購入元 | |
ステム | Syntace VRO Stem | Bazooka スターステム 25.4mm | Amazon.co.jp |
ハンドルポスト | Physis 3D Handlepost | Shop XJ 28.6mm スペーサー複数 | Amazon.co.jp |
ハンドル | Kinetix Pro, double-butted 7050-AL, for VRO | lug 400mm x 25.4mm アルミブルホーンハンドル | Amazon.co.jp |
シートポスト | Stasis by Syntace | FCFB 3K glossy Full Carbon Fiber Bike Seatpost 33.9mm x 580mm | aliexpress |
サドル | Kore Road Performance | Astute SKYLITE VT FLUO | Amazon.co.jp |
ブレーキ | Kinetix Pro,Ashima Aero Vブレーキ(前後) | RIDEA FLV V-Brake Forging | 楽天 |
ブレーキレバー | SRAM avid Speed Dial 7 | ← | |
ハブ | Kinetix Pro by American Classic,Ultralight design | Novatec 291 前:100mm 後:130mm | aliexpress |
シフター | SRAM Double Tap Flatbar Trigger,2x10spd,Carbon | ← | |
ディレーラー | SRAM Red(前:titanium cage、後:carbon/titanium) | ← | |
クランク | FSA SL-K custom for Tern,carbon,MegaExo,55/42T | 左に、SRAM RED 55T チェーンリングを換装 | Amazon.com(米) |
スプロケット | SRAM Red 10spd,1piece CNC design,11-28T | ← | |
ホイール | 20インチ(406) Kinetix Pro by American Classic | 20インチ(451) フルカーボンホイール | aliexpress |
ブレーキ船+シュー | ASHIMA AERO | SHIMANO R55C + SHIMANO R55C4 | Amazon.co.jp |
フォーク | Aluminum 6061 74mm | java カーボンフォーク 100mm/270mm | aliexpress |
最大のテーマは、同じ20インチでありながら、406サイズから451サイズに変更するという、いわゆるインチアップを目指した。
ホイール径が大きくなることで、巡行性能が上がると言われる。
しかしこのインチアップ作業は、あちこちいじらないといけない大作業になる。
左が改造後、右がもともとの写真。
ホイールが大きくなることで、フォークに固定されているブレーキ台座位置が変わるので、当然ブレーキシューがリム部分に当たらなくなる。
そこで特殊なRIDEA FLV V-Brakeを用いて、ブレーキシュー位置を大きく変えられるようになるパーツを導入する。
さらに、アルミホイールからカーボンホイールになることで、ブレーキシューをカーボン用に履き替えないと行けない。
標準でついているブレーキ船とシューの「ASHIMA AERO」は長いサイズなので、このタイプでカーボンリム用を探すのは困難。
そのため、カプレオの船「SHIMANO R55C + SHIMANO R55C4」をつけることで、汎用的なロード用ブレーキを流用できるので、わざわざ特殊なものを探しに行かずに済むようになる。
次の問題点として、ロックナット距離感=O.L.D. (Over-Locknut Dimension)が、標準のものと合わない・・・=フォークの取っ替えが必要になる。
写真の通り赤の矢印の幅が、標準が74mm。
注文したカーボンホイールは幅100mm。
74mmに合わせたカーボンホイールは多分ない。
なので、フォークも交換・・・ということは、折りたたみのハンドルポストを辞めるかどうかという選択肢になる。
上の写真の通り、フォークのコラム部分(右のところで透明になってるところ)を切れば、ハンドルの折りたたみ機能を生かしたまま流用ができる。
しかし、このハンドルポスト重すぎるのと、このモデルはハンドル折りたたんでも、横に出過ぎてうざったかったので、軽量化も目指してハンドルポストは破棄。
尚、取り付け部分はこんな感じで、取り外すのも六角レンチだけで簡単に出来る。
ハンドルポストがなくなれば、フォークから飛び出したコラム部分を埋めなければいけない問題がでる。
通常、この部分はちょこっと出た部分にヘッドセットを使って埋めるが、今回は仕方なく巨大スペーサーを「ろくろ首」にすることで埋める。
尚、このろくろ首はAmazon.co.jpでは限界で5cmしかなかったが、おもしろ中国版楽天ことaliexpressでは25cmとかアホサイズがある。
フレームから飛び出たコラムは35~36cmくらいで、家に転がってたスペーサー類をゴテゴテ付けても27cmくらい埋めないといけなかったので、これと普通のスペーサーで事足りると思う。
いずれそっちにしようと思うけど、先にろくろ首を買ってしまったので(ry)
尚、Vブレーキのボルト台座は流用がまず無理なので、素直に買ったほうが良い。
M10サイズでOK。(ternの他のモデルや年度が違うものはわからないけど、多分同じでは?)
https://www.amazon.co.jp/dp/B00KASL0RO/
大きな工事はこの辺で、後はハンドルやステムやチェーンリングやチェーンリングボルトやサドルやシートポストをドレスアップだけなので省略。
ちなみにチェーンリングはAmazon.comで78ドル。
ボルトはaliexpressで1個1ドルくらい(送料込)。日本で買えばだいぶ高いので、この辺は海外がいい。
五芒星の魔法陣状態。ボルトはフロント変速がダブルかそうでないかで仕様が異なるので注意。
シートポストの注意点として、DAHONとternのシートポストは33.9mmという特殊サイズで、ロードなどでよくある27.2mmやMTBの31.6mmではないので注意することと、カーボンをはめるとズレる!
(ちなみに33.9mmのお手軽なカーボンシートポストは、Aliにしかないかも?買ったのは下。)
どうやらフレーム側の径が若干大きいせいか、クランプをどんだけ締めようがMOTOREX(モトレックス)のカーボンペーストを塗ろうが、衝撃で少しずつずれる。
他所様のブログなどでも同じ症状を散見した。
しかし、以下で回避できる。
https://www.amazon.co.jp/dp/B003B33C6W
これをシートポストに巻いて、そのまま挿す。飛び出た部分はカッターで切る、
さらにカーボンペーストを塗ったので、ダブルで使用したほうが完璧かも。
今のところ全くズレてない。
ブルホーンにした理由は、特にない。面白そうだからやっただけ!
おかげでブレーキレバーが窮屈で、ライトはバーにつけられない!
ヘッドパーツの間にこれを噛ませて、ライトをつける羽目に。
それと、20インチ(451)のカーボンホイールにチューブラーはないと思う。(散々探したので。)
当然だけど、そんなもの需要が少なすぎてタイヤがないって理由でカーボンクリンチャー仕様しかないのでしょう。
クリンチャーの20インチ(451)タイヤとチューブはたくさん市場にあるので、簡単に見つかる。
要するに・・・406→451のインチアップ化でホイールによる軽量化は諦めましょう。
ホイール径も大きくなる分、余計に見込めないです。
しかも標準で付いている「kinetix pro +American Classicハブ」は、かなり軽い。
ちなみに700Cロードでもカーボンホイールでクリンチャー仕様の場合、チューブラーほど軽量化は見込めないので、軽量アルミホイールと対して重量が変わらないオチが多い。(たっかいホイール除く)
軽量化だけを目的とするなら、20インチ(406)のままかつ標準のホイールセットでいいと思う。
クランク、ブレーキレバー、ハンドル周りとシートポストくらいかー?軽量化できるところは・・・。
尚、標準で付いているクランクはFSAのカーボン仕様だけど、別に超軽いってわけじゃない。
表題の備忘録おわり。